ミシンを買って良かったことは?
買ってはいけないミシンについては、このサイトのトップページにまとめているのですが、
「ミシンを買って良かった」と思ったこととしては、どんなことがあるのでしょうか?
このページでは、ミシンを買った人のネット上の口コミや、ショッピングサイトでのミシンレビューを調べて、ミシンを買って良かったことを10個に集約してまとめてみました。
ミシンを買ってよかったこと10選
初心者の方は、「ミシンは、家庭科の授業以来、数十年ぶり」という方も多いですが、最近の初心者向けミシンは、縫うのが初めてでも、簡単に縫えるように、いろいろと工夫されています。
また、古いミシンを使っている経験者の方も、最新機種に買い換えると、その簡単さと便利さに感動することがあるようです。
子どもの幼稚園グッズが自分で作れた
ミシンを買った方の感想を見ていると、ミシンに触るのは、中学校や高校の家庭科の授業以来ではあるのの、子どもが、幼稚園や保育園に入園するのをきっかけに、思い切ってミシンを買う方も多くいます。
幼稚園や保育園で必要になるグッズは、市販品で間に合えば良いのですが、サイズ指定がされていたりすると、市販品では売っていない場合もありますからね。
幼稚園や保育園で必要になるグッズは、入園する施設によって様々ですが、
★必要になる入園グッズの例
- 通園バッグ
- レッスンバッグ
- 巾着袋(上履き入れ)
- 帽子
- 上履き入れ
- お弁当袋
- 給食袋
- 着替え袋
- コップ入れ
- ナフキン
- エプロン
- 歯ブラシセット袋
中には、入園アイテムのうち、いくつかは、手作り指定される幼稚園や保育園もあります。
幼稚園グッズを手作りするために、ミシンを購入する方は「ミシンに触るのは、何十年ぶり」という方も多いのですが、
最近の初心者向けのミシンなら、説明書のほか、操作動画のDVDも付いてきたりする機種もあるし、初心者向けに、You Tube で、ミシンの使い方動画を公開しているメーカーもあります。
なので、そういったものを参考にしながら、思っていたよりも、簡単に縫うこと出来た、と思えた方は、「ミシンを買って良かった」という感想になっています。
逆に、ミシンの操作に不慣れな方が、買ってはいけないミシン で言うところのトイミシン(おもちゃミシン)を買ってしまうと、縫いたいものが上手く縫えず、結局、手縫いでなんとかしなきゃいけなくなるケースもあるので、そこは、ちょっと注意が必要です。
初めてでも「自動糸調子」で綺麗に縫えた
ミシンの初心者が、よくわからないものに「糸調子を合わせる」とう作業があります。
「糸調子をあわせる」とは、ミシンで縫う布地に合わせて、上糸と下糸の張力(引っ張り具合)を調整する作業です。
最近の家庭用ミシンでは、下糸は水平釜が主流なので、糸調子は、上糸で合わせることになります。
上糸の張力を調整するには、基本的に、糸調子ダイヤルを回して調整します。
ただし、コンピューターミシンや電子ミシンでは、その糸調子を、ある程度、自動で合わせてくれる自動糸調子、という機能が付いている機種があります。
自動糸調子付きののミシンなら、途中で、速度や縫い目の長さを変更したりしても、比較的、綺麗に縫えることが多くなっています。
感想をみていると、一度ミシンを買って、糸調子を合わせるのに苦労した人ほど、次回は、自動糸調子機能付きのミシンを選んでいます。
手縫いで仕上げていたのが、ミシンですごく楽になった
子供の持ち物の名前付けや、ズボンの裾上げなど、今まで、手縫いで、なんとか対処していた人が、思い切って、ミシンを買うと、作業時間の短さと、仕上がりの綺麗さに「やっぱり、買って良かった」となることが多いようです。
このタイプの方は、もともと、手縫いで、何かしらの縫製をやっているので、ミシンを導入すれば、高確率で「買って良かった」になります。
なお、「ミシンを出したり、準備したりするのが面倒くさい」と思って、買うのを躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の初心者向向けミシンでは…
- ミシン針の針穴に、自動で糸を通したり(自動針穴糸通し)
- 下糸をすくい上げなくて良かったりする(下糸らくスルー)
などのサポート機能で、縫う準備が簡単に整うタイプのミシンもあります。
裾上げを始め、洋服のお直しが自分で出来るようになった
パンツやシャツの裾上げから、パジャマの裾上げまで!
外で着る洋服はもちろんのこと、部屋着のちょっとしたサイズ直しのために、ミシンを買う方も少なからずいます。
デニムの裾上げなど、厚い生地を縫おうとすると、パワーのないミシンではとまってしまうことがあるため、
「厚い生地まで縫いたい」という方は、ある程度、厚物縫いにも対応した力のあるミシンを選んでいる方が多いようです。
ミシンで洋服のサイズ直しをしたい方は、口コミやレビューをチェックして、自分のやりたいことが出来ている機種から選ぶのがおすすめです。
フットコントローラーは、どんどん縫いたくなる
フットコントローラーは、車のアクセルのように、足で踏むことにより、ミシンをスタートさせたり、速度を調節したりできるパーツです。
手元スイッチだけのミシンだと、どうしても、片手操作になりますが、フットコントローラーがあれば、終始、両手が使えるようになります。
フットコントローラーは、実際に使ってみると、思いのほか便利で、これがあることにより、縫うのが楽しくなる方もいらっしゃるようです。
ただし、人により、また、ミシンの使い方によっては、「手元スイッチの方が使いやすい」という方もいます。
針に糸を通すのが簡単な「自動糸通し」が便利
ミシンの「自動糸通し」は、その名前から、全自動で、ミシン針に糸を通してくれると思いがちですが、その機種ごとに、ある程度、事前準備が必要です。
自動糸通しの仕組みについては、以下の記事にまとめてありますので、興味のある方は、そちらを参照下さい。
やり方に、若干の慣れが必要なので、最初は少し戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば、スムーズに使えるようになる方が多いようです。
「自動糸切り」も便利すぎて感動的
既に、以前からミシンを使っていて、買い替えの人の中には「自動糸切り」付きの機種を選ぶ人もいます。
今まで、縫い終える度に、自分で糸を切っていたのが、今度は、ミシンが自動で糸を切ってくれるので、これで感動する人も多いようです。
初心者の方で、「自動糸切り」の機能が必要かどうか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺りについては、以下の記事にまとめてあります。
自動ボタンホールは、何度でもやりたくなる手軽さ
家庭用のミシンには、布地を押さえる「押さえ金」を、ボタンホール専用の押さえに取り替えることにより、ボタンホールが縫えるタイプの機種があります。
中には、取り付けたいボタンを専用の押さえにセットして縫い始めれば、適切なサイズのボタンホールを、ほぼ全自動で縫ってくれる機種もあります。
何度でも試したくなるような手軽さで、仕上がりも綺麗なので、初めてボタンホールの機能を使う方は、感動することが多いようです。
文字縫い、刺繍は、子どもと一緒に感動
家庭用のコンピューターミシンは、文字縫いや、刺繍が出来るタイプの機種があります。
タイプは、さまざまで、子どものグッズの名前付けに必要な漢字やひらがな、アルファベットの文字縫いくらいは出来る2万〜3万円代の機種からはじまって、
10万を超える機種になると、カラフルで可愛いキャラクター刺繍が出来たりもします。
基本的には、値段が高い機種ほど、縫える文字のサイズが大きくなったり、刺繍の種類が増えたりするので、文字縫いや刺繍機能付きのミシンが欲しい方は、機能と値段を見比べつつ、やりたいことが出来そうかどうかを考えながら、機種選びをするのがおすすめです。
ミシン、裁縫、洋裁の楽しさに目覚めた
ミシンは初めてで、使いこなせるから不安だったり、長年、ミシンを買うのを迷っていた人でも、いざ、ミシンを使い始めて、いろいろと作れるようになると、しだいに楽しくなって来ます。
もちろん、ミシンや洋裁が、全ての人に合うわけではありませんが、中には…
「自分がミシンをするのは考えられなかったけれども、実際にやってみたら、かなり楽しい」
という方もいらっしゃいます。
ミシンは、家庭で手軽に「物作り楽しさ」が味わえる機械です。
なので、興味がある方は、これを機会に、思い切って購入してみると、自分でも思ってもいなかったような世界が広がっていくかもしれません。